通勤時間にできる社会人の英語学習方法は?[オンライン限定]

英語力を身につけたいという社会人の方の中には、毎日の勉強時間をどのように確保しているでしょうか?仕事が終わってから毎日勉強時間を確保するのは難しいという声をよく耳にします。

そこで、通勤時間を英語学習の時間に有効活用してみてはいかがでしょうか。通勤をしている時間は確実に勉強時間に充てられるので、「三日坊主」「時間がなくて勉強できなかった」ということがありません。

ここでは、社会人だからこそできる通勤時間を効率よく使う英語勉強法についてご紹介していきます。

通勤時間で確保できる1年間の勉強時間

毎日の通勤時間が片道1時間を想定すると、平日勤務の人で週に5時間確保できることになります。それを1ヶ月続けると20時間勉強したことになります。それを半年続けると120時間、1年間で240時間も確保できます。

もし往復2時間を勉強時間に充てる事が出来ればさらに倍の480時間も英語の勉強に使える計算になります。

英語の習得に必要な時間は3000時間と言われていますが、社会人の場合は中学・高校で授業だけで1000時間程度学習しているので、実質2000時間の勉強時間でOKとなります。

人によっては500時間程度でリスニング力が身に付いて話せるようになるという人も少なくありません。往復2時間だとして1年間勉強し続けるとかなりの英語力が身につくことが分かります。

そして英語力アップにはまとまって時間を確保するよりも、毎日少しずつ継続する方が身につきやすいということです。

仮に週末にまとめて時間を確保できたとしても、平日の間ずっと英語に触れないとせっかく覚えたものが定着しません。 語学学習において最も重要なことは「反復学習」だからです。

  • 実際に使える英語を勉強したい
  • 英語を使ったビジネスに挑戦したいまたは求められている人
  • 英語力を付けて転職したい方

これらに当てはまる方は是非今から英語の勉強を始めましょう。勉強というととてもハードルが高いと思われるかもしれませんが、毎日のスキマ時間を有効活用できる範囲の学習の積み重ねが確実な英語力アップへの道になります。

教材の選び方と効率的な勉強法

英語学習において重要なのは教材選びとその進め方です。世の中にはアプリ・テキスト・動画など色々な教材が溢れています。どの教材が良いか分からず、色々なものに手を出してしまうことはおすすめ出来ません。

「自分が気に入った教材をまずは徹底的に使いこなす」というのがおすすめです。教材で触れられている内容を覚えるくらい反復することで、それ以外の単語やフレーズが出た時に、似た文章や使い方から応用ができるようになります。

英語に限らず様々なジャンルの勉強法では、反復学習が習慣化のカギといわれています。毎日繰り返すことで、勉強する習慣が身体に自然と馴染むようになれば「三日坊主」になる可能性が減ります。

リスニング力の鍛え方とおすすめ学習サービス 「Duolingo」

Screenshot of ja.duolingo.com

通勤時間が30分未満とあまり確保できないという方におすすめのサービスは「Duolingo」というアプリがおすすめです。ゲーム感覚で楽しみながらリスニング力が身につくのがこちらのアプリの魅力であり強みです。10分くらいしか時間がない!という人でも気軽に利用できるので、集中力が持たない時にもおすすめです。

1つのコンテンツが非常に短いので「1駅分だけ頑張ろう」という使い方もできます。そしてこちらのアプリは「基本無料」というのもおすすめポイントとして挙げられます。海外メディアでも何度も紹介されたことがあるアプリなので、ユーザー数も多いです。

リーディング力を身に着けて単語のバリエーションを増やす方法 「POLYGLOTS」

Screenshot of www.polyglots.net

英語力アップのためには読むことにも慣れていく必要があります。特にビジネスシーンでは会話だけでなく、文章やメールのやり取りも不可欠になっていきます。そこでおすすめしたいアプリが「POLYGLOTS」です。こちらのアプリは様々なジャンルの記事などを掲載しており、自分の好きな記事や興味のあるジャンルを自由に閲覧できるのが特徴です。

そしてこのアプリならではの機能としては、単語をタップするとその意味を調べてくれる機能が搭載されています。

分からない単語があった時にその都度辞書アプリを開いたり検索するのは面倒なので、記事を読みながら知らない単語が分かるというのはまさに「痒い所に手が届く」といえます。 時間短縮にもつながるので通勤時間内を効率よく使えるアプリとなります。

英作文に慣れる方法とおすすめ学習サービス 「PhrasePhraseMe」

Screenshot of phrase-phrase.me

電車の中でぶつぶつと英語を話す、というのは周りのことを考えても少し難しいものです。話す力を手に入れる方法としては「話す」以外に「書く」という勉強法も大変有効です。

なぜなら、英会話では頭の中で伝えた内容と英文にする力が必要となります。これは書くという工程とほぼ同じです。そこでおすすめのアプリが「PhrasePhraseMe」です。

このアプリは、表示されるフレーズを英文化していくことで進めていきます。学習レベルに応じてフレーズの長さや難易度が変えられるので、自分のレベルにあった勉強が出来るのが魅力的です。問題形式としては、文章を作成すると〇×方式で判別してくれるものや、単語を並び替えて正しい文章にするもの、ヒントを使って全文英訳など色々な問題が用意されています。

判定の際には、文法の細かいミスも丁寧に指摘してくれるので、何となくで覚えてしまった文法も最初からしっかりと確認することが出来るのもこのアプリならではの魅力です。

段階的にライティング力を身につけられるので、毎日コツコツと勉強時間に充てるという方法にぴったりなアプリといえます。

ネイティブに近い情報・ニュースに触れる2サイト(TED/CNN10)

ビジネスシーンで英語を使いたいと考えているなら、ネイティブな英語や新鮮な英語に触れることは欠かせません。通勤時間のちょっとした時間には「動画」を利用すると効率よく学習できます。

TED

Screenshot of www.ted.com

中でもおすすめの教材は「TED」です。ビジネス・経済などの業界に携わる著名人がプレゼンを行う動画を配信しているプログラムで、より専門的で実践的な英語に触れられるのが最大の特徴です。

英語のリスニング力を鍛えられるだけでなく、その業界の専門家が話すので中身も非常に参考になるものばかりです。さらにこのプログラムは無料で閲覧可能というのも素晴らしいです。

ビジネスでも通用する英語力を身に着けるならぜひこちらも参考にしてください。

CNN10

Screenshot of edition.cnn.com

その他に海外のニュースサイトを読むというのも大変有効です。英語学習にぴったりなレベルでかつ時事問題にも触れられている教材としておすすめなのが「CNN10」です。CNN10はアメリカの高校生向けのニュース番組ですが、日本を含め世界中でも英語の学習教材として選ばれています。コンテンツの内容も多岐に渡っていて充実しているだけでなく、1つのコンテンツが10分程度と大変短いので通勤時間などのスキマ時間でも手軽に視聴できます。

まとめ

通勤時間を利用した効率的な英語学習方法はいかがでしたか。

社会人は毎日の仕事に追われていて、まとまった勉強時間を確保することが難しいことが多いです。しかし、通勤時間という毎日のルーティーンを利用した勉強は、限られた時間の中を最大限に活用した自由時間であるとともに、学習の習慣化につながるので継続しやすいというのもメリットもあります。

時間がなくて英語の勉強ができない!という人も、一度通勤時間の驚くべき力を知って、ぜひ効率よく無理なく英語をマスターしてください。

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