「できる人」の手帳術・手帳活用方法を調べてみた

本屋のビジネス書コーナーには、相変わらず、手帳術関連の書籍が多く並んでいます。また、ロフトなどの文房具コーナーでは、手帳を選ぶ人でいっぱいです。

会社の先輩や、ひょっとしたら後輩まで、最近は、「手帳術、手帳術」と話していませんか?

そんな中、トレンドに敏感なあなたも、「手帳術で夢実現!」とか、「手帳術で仕事の効率化!」などと意気込んで、手帳を買ったかもしれません。

ところが、いざ買ってみても、三日坊主だったり、何を書いたらいいのかよくわからなかったり…ではないですか?

今さら、人には聞けない「手帳術」のやり方について、まとめました。ピンとくるものがあれば、ぜひ、始めてみてください。

手帳術:「頭の中を整理する」なら、バレットジャーナル

バレットジャーナル(=bullet journal)という手帳術の方法を聞いたことがありますか?世界でブームの手帳術で、日本では、2017年ぐらいから、活用する人がふえてきています。

バレットジャーナルとは、箇条書きを活用したシンプルな手帳術のことです。バレットジャーナルのbulletとは、箇条書きの各項目の先頭につける「•」などのしるしのことです。

バレットジャーナルのもう一つのポイントは、ラピッドロギング(=rapid logging)で、迅速に記録するということです。忘れないうちに、すぐ書くことが大切です!

書き方はいたって簡単!バレットをタスク「•」、イベント「○」、メモ「-」と決め、さらに、重要「*」、アイデア「!」などを追加します。

思いついたらすぐ書きます。また、前日に、明日の分も書き、一日の終わりに、完了か継続かのしるしをつけます。

書き方のルールを決め、忘れないうちにメモすることで、タスクのやり忘れを防ぎ、まとまらない頭の中を整理してくれるのが、バレットジャーナルです。ノートをいつも持ち歩いてすぐ書くことも大切です。書くことを通して、あなたのまわりの事柄がうまく回り始めます。

インスタグラムやピンタレストで#bujoで検索すると、オシャレなバレットジャーナルが出てきます。「こんなの自分にはできない」とあきらめないで、あなた流に書けばいいのです。

「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」(ダイヤモンド社刊)が参考になります。

手帳術: 「時間に追われず、時間を追いかける人生」を目指すなら、朝活手帳

朝活という言葉が使われだしたのは、2008年ごろからです。資格取得のための勉強に充てたり、趣味を深めるために使ったり、異業種交流をしたり、仕事が始まるまでの時間を有効に活用するのが、朝活でした。

職場でも、できる人は、始業時間ギリギリに滑り込んでくるなんてことはありません。できる人は、始業時には、ウォーミングアップを完了しています。そんな余裕が、できる人の証です。

朝活手帳は、「朝時間を活かしたい」という方のための、午前4時~始業までの自分だけのスケジュール管理の手帳です。メインの手帳を持ちつつ、サブの手帳として使います。

朝活手帳を効果的に活用するための一番のポイントは、「早起きして、成し遂げたいこと」をしっかりと自分の中でイメージすることです。仕事のための勉強、資格取得、趣味、仕事など、人によって、朝活の目的が異なるのは当たり前です。まず、自分の軸をしっかり決めることが大切です。

それが決まれば、「寝る前To Do」「今週のスッキリリスト」「朝の3行日記」など書き込んでいきます。今週のスッキリリストでは、月曜の朝、今週したいことを整理して、書き出します。

仕事に、プライベートに忙しく、時間に追われる日々を過ごす現代人にとって、夜型を朝型にシフトチェンジするのは、なかなか厳しいものがありますが、「朝をデザインできる人が、一日を制す」です。

「朝の余白で人生を変える」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)を読んでみてください。

手帳術: 「資格取得でステップアップを図りたい」なら、スタディプランナー

今や、10年先、いや5年先さえ、見通せない時代を、私たちは生きています。

学生の間で人気が上昇中の勉強用スケジュール帳のスタディプランナーですが、そんな時代を生きる社会人にこそ、活用していただきたいです。

学校を卒業したら、一切、勉強と縁がなくなったなどという社会人は、もういないでしょう。仕事で必要な免許や資格、外国語、起業のための準備など、社会人こそ、勉強を続けるかどうかが、5年後、10年後の自分を決めるといっても過言ではありません。

強制的にやらされていた感が否めない学生時代と違って、あくまで自主的に始め、続けるのが社会人の勉強です。とはいえ、「勉強するぞ」と決意はするものの、忙しさについつい、三日坊主になってしまうことも多いです。

そんな時におすすめなのが、スタディプランナーです。もともと、韓国の学生の間で人気になり、日本の学生の間で取り入れられるようになりました。

SNSで、勉強することや資格取得するという目標をカミングアウトする勉強垢を作って、逃げ道を絶つ人もいますが、スタディプランナーは、自分のTo Doリストや、実際にやった勉強時間などを見える化できます。自分自身の目標の可視化です。

その日にやることがわかると、取り組む際にムダがなくなり、目標クリアのための時間が早まります。目標を、常に確認できることも、モチベーション維持には大切です。

手作りノートの他に、「スタディプランナー」専用ノートも販売されていますが、シンプルなデザインのノートを自分なりにカスタマイズするのもいいでしょう。

手帳術: 「7つの習慣」に触れ、実践するなら「7つの習慣」手帳

「7つの習慣」は、1989年に、スティーブン・R・コーヴィーによって書かれ、1996年に出版された後、世界3,000万部、国内220万部を売り上げ、今なお、読み継がれているビジネス書のベストセラーです。

意識的なビジネスマンで、この本のことを知らない方はおられないでしょう!ところが、最後まで読み通し、実践している人はどれぐらいでしょうか?

ビジネス書としてカテゴライズされていますが、実際は、深淵な人生哲学、成功哲学の本といっていいでしょう。それゆえ、なかなか読破するのは難しいのかもしれません。だから、「まんがでわかる」とか、「10分でわかる」などという本や動画が出ているのでしょう。

しかし、世界中のビジネスマンに愛読されている本ですから、人として、あるいは成功を目指す者にとって、学ぶべきことは多いです。

「7つの習慣」を気にしならがらも、読破できずに挫折した方にこそ、おすすめしたいのが、「7つの習慣」デイリー・リフィルです。日本語版と英語版があるので、思い切って、英語版にチャレンジするのはどうでしょう?

毎日「7つの習慣」の引用や関連する名言に触れることによって、生活を充実させるためのの工夫が随所にあります。「7つの習慣」デイリー・リフィルは、「7つの習慣」の理解を深め、実生活に応用するためのサポートをしてくれます。

「7つの習慣」デイリー・リフィルは、フランクリンプランナーから発売されています。

まとめ

気になるけれど、なかなか使いこなせない手帳術!使いこなせていないのは、自分だけじゃないかと自己嫌悪に陥らないでください。今、使いこなせている方でも、自分流の手帳術に到達するまでには、幾度の失敗、挫折を経験しています。

気になるけれど、なかなか使いこなせない手帳術!使いこなせていないのは、自分だけじゃないかと自己嫌悪に陥らないでください。今、使いこなせている方でも、自分流の手帳術に到達するまでには、幾度の失敗、挫折を経験しています。

この記事で、簡単に説明した4つの手帳術を足掛かりにして、あなたの手帳術を見つけてください。あなたの手帳が、充実したものになるころ、あなたの生活も、きっと充実して輝き始めていることでしょう。

この記事で、簡単に説明した4つの手帳術を足掛かりにして、あなたの手帳術を見つけてください。あなたの手帳が、充実したものになるころ、あなたの生活も、きっと充実して輝き始めていることでしょう。

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