突然在宅勤務になり慣れない仕事のやり方で手探り状態になっている人が多いのではないのでしょうか。
20代の若い人たちなら先輩に聞くことも出来ますし、少々失敗しても新人だから仕方ないと大目に見てもらえます。
しかし、30代、40代となると、若い人たちを引っ張っていくお手本のような立場に立たなくてはなりません。
テレワークによって気が緩みがちな環境でも、仕事はしっかりとこなしつつ周りの部下や後輩の士気も高めていかなければならなくなります。
そんな時デキる男が大事にしたいことは、まず身だしなみです。
慣れない環境でのweb会議やミーティングで、きちんと身だしなみや環境を整える事は一番にやらなければいけない事です。
これから先も働き方が変わっていき、テレワークでの仕事の仕方が多くなるかもしれないので今のうちから自分なりの失敗しないweb会議でのビジネスマナーを身に付けましょう。
※本記事は美容師資格を持つライター様の監修のもと記事を作成しています
テレワークでも手を抜かない髪型とスキンケア

デキる男のビジネスマナーは“清潔感”が重要なポイントになってきます。
営業先での商談は特に第一印象で誠実さが求められます。
web会議の場合でも初対面の人と接する事もあるはずですのでしっかり気遣いしていきましょう。
印象を左右する前髪
前髪は特に印象に大きく関わってくるポイントです。
web会議においても一番やってはいけないのが、前髪が目にかかる事です。
前髪が悪いわけではありません。
前髪がある事でやさしい印象になり、ふんわりした雰囲気が出ます。
長めの前髪でも分け目を作りおでこを少し見せる事で、縦長のラインが出来て小顔効果があります。
反対にベリーショートにしておでこを全部出すと、はきはきとした元気で爽やかな感じに見えるのでweb会議でも好印象です。
前髪が長めでも七三分けなどにセットすると、印象としてはすこし固めでビシッとした感じが上司や年上の方には好印象を与えます。
伸びすぎ注意のサイドと襟足
髪が伸びてきて一番先にバランスが崩れてくるのはサイドと襟足です。
普段短めにカットしている方は「もう伸びた?早いな」と感じる部分です。
日本人はサイド(いわゆるハチと呼ばれる部分)が張っている頭の形の人が多いです。
生え癖があり、妙にサイドが立ち上がってくる方が多いです。
web会議は顔がアップになるので、小顔効果を出すためにサイドは抑えつつ後ろに流すようにセットして締まって見える様にメリハリをつけましょう。
襟足は少々伸びてもわかりませんが、ワイシャツの襟にかかるとスッキリしないのでNGです。
スタイリング剤の使い方は?
web会議ではきっちりしすぎるセットの仕方だと威圧的な印象を与えてしまうので、あまりガチガチに固めすぎない方がいいです。
家にいるからといって、スタイリング剤を何もつけないのも、髪がふわふわしてぼさっとした印象になります。
スタイリング剤はジェルなどで固めるより、ある程度のセット力のあるワックスなど使うと自然な感じにまとまります。
美容室に行きたくてもいけないときは
そんな時は、普段使ってない方でもスタイリング剤を使ってセットしましょう。
前髪が長くなってきたら、セットで分け目を付けてなるべく目にかからないようにすると印象もいいです。
サイドが伸びてきたら、広がってくるのを抑えながら耳にかからないように後ろに流してセットするといいです。
少しつけるだけでいいのでチャレンジしてみましょう。
web会議前の正しいスキンケア
朝からきちんと起きて準備すると、急な連絡や会議の時間の変更にも対応できますし何より顔がスッキリします。
web会議の画面では乾燥は分かりにくいですが、テカリなどは出てしまうのでしっかりと洗顔しましょう。
皮脂がひどい人は男性用のオールインワンの美容液があるのでおすすめです。
通勤時間が無いからと言って夜遅くまで起きて寝不足の顔もいけませんね。
画面で顔がアップになるため、目の下のクマなんかはすぐにわかってしまいますから気を付けましょう。
web会議でも印象が大事な服装選び

デキる男のweb会議での服装にも“清潔感”は大事です。
重要な会議や出席者が社内の最も高い役職の方ばかりの場合、スーツにネクタイがいいでしょう。
普段のミーティングのような感じの場合ならスーツを着てしまうと画面上で違和感が出てしまうのでそこまで固くなりすぎない服装選びが重要になります。
あまりラフすぎる部屋着だと、会議自体がだらけてしまう可能性があります。 他の人のやる気も削いでしまいますし、社員の士気も高まらないので注意が必要です。
お手本となる固くなりすぎない服装は?
お手本となるべき立場なら、襟付きシャツにジャケットがベストです。
それが窮屈なら、インナーはTシャツでジャケットだけでも着る事によって印象はかなりきちっとした誠実な感じがでます。
ちょうどいいジャケットが無い場合は、インナーはえり付きのシャツにしてセーターやカーディガンの組み合わせでも印象がいいです。
急に画面に出なくてはいけなくなった場合に、サッと着る事が出来て便利ですね。
暑くなってきたらポロシャツや半袖の襟付きシャツに衣替えもできます。
web会議でも重要な服の色選び
柄のジャケットなどは視覚的に邪魔になりやすいです。
無地で濃い色のほうが安定感や信頼感を相手に与えておすすめです。
ネイビーやグレー等の落ち着いた色の単色のほうが、話をしている顔が引き立ちいいです。
インナーの色は安定の白が清潔感や、信頼感の印象を与えてくれていいです。
その他だと薄いブルーも、清潔感と、清涼感の印象を与えてくれます。
いつものスーツ姿と違う感じで、少しおしゃれにするとデキる男として周りからも好印象です。
最適な環境作りを心がけて

ネット環境や、web会議サービスなどの導入も大事ですが、自宅でのweb会議用の場所を確保する事もビジネスマナーにおける、身だしなみのひとつとして必要になってきます。
スムーズに会議を進めるために、背景や、周りの音などにまで気を配ってこそデキる男です。
生活感が出ないように壁を背景にするのがいいです。
難しい場合は整理整頓されているシンプルな部屋を背景にしましょう。
在宅勤務が長引くことを考えて、思い切って仕事部屋を作るのもアリですね。
web会議用のアプリなどで画面をいろいろと加工出来るものも出てきていますが
まずは実際に自分の家の環境で工夫してみましょう。
どうしても自分の家の中ではそんな環境は作れないという方は車の中でのweb会議を試してみましょう。
小さなお子さんがいる場合や、部屋が狭くてスペースが作れない場合などに活用できます。
便利な車内テーブル等がたくさんあるので、仕事がしやすいようにカスタムしてみてもいいですね。
家族の中で約束を決める

デキる男がもう一つ気を付けたいのが、家族やペットの邪魔が入らないようにすることです。
画面の後ろを子供やペットなどが横切る事や、鳴き声などの騒がしい環境ですと
声がお互いに聞き取りにくくなり、集中できません。
家族には家にいても大事な仕事をしているという事をしっかり伝えて理解してもらう事も大事です。
ご夫婦ともに在宅勤務の場合などもあると思いますのでweb会議や、ミーティングの時間を調整したり子供さんがいらっしゃる場合は面倒も交代で見ていく等の話し合いが必要になります。
気を付けたいweb会議でのマナーは?

web会議中の注意点としては、どうしても細かい表情が伝わりにくいです。
声は出さなくてもいいので、少し大きめにうなずいてみると、相手も「聞こえているな」と安心します。
画面を見ながらだと下を向いてしまいがちなので、少し上を見る事で相手との目線が合いやすいので
気を配っていきましょう。
大勢で話している時などは特に、少しの生活音も相手にとっては邪魔になる事があるので誰かが話をしている時はミュート機能を使います。
自分が話すときにはきちんとミュート機能の解除を忘れずに、余裕を持って話始めましょう。
終了後はダラダラと話し込まずにサッと切り上げる事も、その後に業務に支障が出ない為にも必要です。
慣れないweb会議でも失敗しない!デキる男のビジネスマナーまとめ

・web会議でも第一印象を意識した髪型を心がける
・服装は清潔感と誠実さを心がける
・web会議において視界に余計なものが映らまいように背景にも気を配る
・家族の理解や協力は必ず必要
・web会議では表情は大切
みなさん、先の見えない在宅勤務にストレスが溜まる事もあるかと思います。
しかし、これから先の働き方としては在宅勤務やテレワークが大いに活用される時代が来ます。
意識や仕事の仕方を一度リセットする意味でも、失敗しないweb会議におけるビジネスマナーを見直してみてはいかがでしょうか。